はじめての一歩、あなたはもう立派な投資家です
はじめに:その1万円、すごく大事です
仮想通貨を1万円だけ買ってみた——。
きっとあなたは今、「これでいいのかな?」「このままで大丈夫?」と、ちょっとソワソワしているかもしれません。
でも、まず言いたいのは…
👉 その一歩、めちゃくちゃ偉い!
わからない世界にお金を使ってみるって、けっこう勇気のいることです。
この記事では、「1万円買ってみたけど、この先どうすればいいの?」という方向けに、次に考えたいことを5つ、やさしく紹介していきます。
1. アプリを開いて、たまにチャートを見る
「毎日ガッツリ見ろ!」なんてことは言いません。
でも週に1〜2回くらい、アプリを開いて価格を眺める習慣があると、仮想通貨との距離がグッと近くなります。
「なんで上がった?」「この通貨、急に下がってるけど…?」と感じたら、それがもう立派な“学びのスタート”。
最初のうちは「へぇ〜」で十分です。
慣れてくると、ニュースと値動きの関係が見えてきますよ。
2. 仮想通貨って何に使えるの?を知っておく
仮想通貨=値動きゲーム、と思っている人も多いですが、実は用途がいろいろあるんです。
たとえば…
✅ 海外への送金(早い&手数料が安い)
✅ NFTやゲーム内通貨の決済
✅ ステーキングで増やす(定期預金的な運用)
用途を知ることで、「投資」だけでなく、未来の技術に参加している感覚も芽生えてきます。
興味が出てくると、自然と学びも深くなりますよ。
3. 利益が出たら、ちょっと売ってみるのもアリ
1万円がちょっと増えたら、「一部だけ売ってみる」という体験をしてみるのもおすすめです。
たとえば…
✅ 1万円 → 1万3,000円になった → 3,000円だけ売る
この時点で「どうやって売るの?」「日本円に戻るまでに何日かかるの?」など、気づけることがたくさんあります。小額だからこそ、気軽に試せます。
💡ここで安心ポイント
仮想通貨の利益は「雑所得」にあたりますが、年間20万円以内の利益なら確定申告が不要な場合もあります(※給与所得のみの場合など。条件あり)。
もちろん、これはあくまで一般的な話なので、気になる場合は専門家や公式サイトで確認を。
でも最初は、
「少額でちょっと利益が出たくらいでは税務署に怯えなくてもよい」
という安心感だけでも持っておくと、行動しやすくなりますよ。
4. 「増やす」より「学ぶ」気持ちが大事
仮想通貨を始めると、「次はどれ買えば儲かる?」という“増やすモード”に入りがちですが、最初の1〜2ヶ月は**「学ぶモード」でOK**。
✅ よく出てくる用語を調べる
✅ 他の通貨の違いを知る
✅ ブロックチェーンの仕組みに触れてみる
知識が増えると、相場が動いても冷静でいられるようになります。
結果として“怪しい話”や“高リスク案件”に手を出しにくくなるという、実は大きなメリットがあります。
5. 「なんとなく不安」を書き出してみる
仮想通貨の世界って、ニュースも情報も、とにかく「怖そう」な話が多いですよね。
ハッキング 詐欺 税金 暴落…
こういった“漠然とした不安”って、放っておくとどんどん大きくなります。
だからこそ、紙でもスマホのメモでもいいので、モヤモヤを「見える化」することが大事です。
たとえば…
・値下がりしたらどうしよう?
・詐欺にあったら?
・どうやって勉強すればいい?
書き出すことで、「それ、調べたらすぐ解決できるかも」と気づけたり、必要以上にビビらなくてすむようになります。
おわりに:あなたはもう“仮想通貨を知ってる人”
たった1万円でも、仮想通貨を買ったということは、すでに投資を始めた人・未来に触れた人です。
あとは、ほんの少しずつでいいので「知って、慣れて、行動する」を繰り返していきましょう。
焦らず、マイペースで。
あなたの“その後の一歩”を、この記事が後押しできていたら嬉しいです。