〜私が暗号通貨にワクワクする理由と、ちょっとした落とし穴〜
「株ってすごい」と思った最初のきっかけ
投資という言葉に初めて興味を持ったのは、マイクロソフトの株がきっかけでした。
90年代のはじめ、1ドルくらいだった株価が、わずか10年で約70倍になったというニュースを目にして、「え、株ってそんなに伸びるの…?」と衝撃を受けたんです。
しかも今では500ドル前後になっていて、もし当時買っていれば、ざっくり500倍。
まさに「早く知ってた人が得する世界」だなあと感じました。
とはいえ、当時の私は金銭的な余裕もなく、ただただ指をくわえて見ているだけ。
いや、正直に言うと今でもそんなに余裕はないんですが(笑)
でもその後、少しずつ経済やマーケティングの勉強をするうちに気づいたんです。
**「アーリーアダプターの時期に動ける人って、未来のチャンスをつかめるんじゃないか?」**と。
そんな想いから、私は暗号通貨の世界に足を踏み入れました。
アーリーアダプターってなに?
「アーリーアダプター(Early Adopter)」という言葉を、マーケティングの勉強をしていたときに知りました。
これは、新しい商品やサービスが登場したときに、比較的早い段階でそれに興味を持ち、使い始める人たちのことです。
流行に敏感で、新しいものに対する抵抗感が少なく、いち早く取り入れるのが特徴。
彼らが使い始めることで、「あれ?これいいかも」という口コミが広がり、その商品やサービスが世の中に普及していくきっかけになります。
イノベーター理論で見る「世の中に広がる流れ」
マーケティングでは、新しいものがどうやって広まっていくのかを表す「イノベーター理論」という考え方があります。
これは人々を以下の5つのタイプに分類したものです。
- イノベーター(2.5%):最速で飛びつく革新好き。リスク上等タイプ。
- アーリーアダプター(13.5%):流行に敏感な“早期採用者”。影響力も強め。
- アーリーマジョリティ(34%):アーリー層の様子を見てから動く、慎重だけど前向きな人たち。
- レイトマジョリティ(34%):周りが使ってるのを確認してからようやく動き出す層。
- ラガード(16%):変化を好まず、最後まで古いやり方を守る人たち。
暗号通貨は今どの段階?
今、暗号通貨の世界はこのイノベーター理論でいうと、「アーリーアダプター」から「アーリーマジョリティ」への移行期に入っているように感じます。
ビットコインの高騰、NFTの登場、大規模なハッキング事件など、インパクトのある出来事が続きました。
一部の人たちの間で盛り上がっていた暗号通貨は、少しずつ「普通の人の選択肢」としても認識されはじめています。
海外ではすでに暗号通貨を日常的に使う動きが広がっていて、日本でも制度が整ってきたことで「安全に始められる環境」が整いつつあります。
「これから本格的に世の中に広がっていく、その前夜なのかもしれない」
そう思うと、ちょっとワクワクしてくるんです。
でも、ちょっとした落とし穴もあるよね
とはいえ、アーリーアダプターの立ち位置には、少なからずリスクもあります。
「これは絶対くる!」と思って飛びついたサービスやコインが、全然普及しなかったり、あっという間に消えてしまったり…なんてことも正直ありました(涙)
新しいものには未来のチャンスがある分、当たれば大きいけれど、外れることもあります。
つまり、アーリーアダプターって“未来への投資”であると同時に、“期待外れの覚悟”も必要なポジションなんですよね。
私自身、過去に「これいいかも」と思って少額投資したプロジェクトが、しれっと終わってたこともあります。
でも、それもまた経験。
おわりに:それでも未来にワクワクしたい
今の暗号通貨は、ちょうど「動き出す前夜」のような空気を感じます。
制度も整ってきて、参入する人も増えはじめている今こそ、アーリーアダプター的な立ち位置で関わるチャンスかもしれません。
当たるかどうかはわからない。
でも、世の中が大きく変わる瞬間に立ち会うワクワク感って、それだけでもちょっと価値があるなと思うんです。
お金も知識も完璧じゃないけど、それでも「ちょっと気になる…」と感じたら、無理のない範囲で一歩踏み出してみるのもアリかもしれませんよ。