ここ最近、仮想通貨界隈で「おや?」と思うような動きが出てきています。
その中でも特に気になったのが、**XRP(リップル)**のじわじわとした上昇。
しばらく話題に上がらなかったこの通貨ですが、今また静かに注目が集まっているんです。
その背景には、アメリカの法整備の動きが深く関係しているかもしれません。
アメリカで「仮想通貨に優しい」風が吹き始めた?
これまで仮想通貨業界を悩ませてきたのが、アメリカ証券取引委員会(SEC)との摩擦。
とくにXRPは長らく裁判沙汰になっていましたが、昨年から「XRPは証券じゃない」との判断が強まり、投資家の不安が少しずつ和らいできました。
そこに追い風を送っているのが、**アメリカで進められている「FIT21法案」**という新しいルール作り。
✅ FIT21法案ってなに?
簡単に言うと、アメリカで**仮想通貨のルールをハッキリさせよう!**という法案です。
今までは「ビットコインは?XRPは?証券?商品?」「誰がどう規制するの?」というモヤモヤが多かったのですが、
FIT21法案ではそれを整理して、
- BTCやETHは“商品”として扱おう
- 仮想通貨の発行者や取引所にはルールを設けよう
- SECとCFTC(アメリカの2大金融監督機関)の役割を分担しよう
といった方針を打ち出しています。
これが通れば、投資家は「安心して投資できる」、企業は「ビジネスを広げやすい」、
そしてXRPのような通貨にもちゃんとした“評価軸”ができるというわけです。
XRPの価格も反応中
こうした好材料を受けて、XRPの価格はゆっくりと反発。
爆上げ!…というよりは、「気づいたら戻ってきてる」じわ伸びモードに入っています。
一部では「アルトコインのターンがきた」なんて声もありますが、
個人的には、これはまだ“序章”にすぎないんじゃないかと思ってます。
というのも、アメリカの法整備が本格化していくことで、
これまで様子見だった大手企業や機関投資家が本格的に参入してくる可能性もある。
そうなれば、もっと大きな資金が流れ込むタイミングが来るかもしれません。
そしてXRPは、海外送金など実際に使われるインフラ的な通貨としての強みもあるので、今後の評価次第ではさらに面白くなる可能性アリです。
これからどうなる?アラフィフ的ひとこと
もちろん、「このまま一直線に上がる!」なんて保証はどこにもありません。
でも、これまでのように「ルールがないから不安…」という空気から、「やっと整ってきたね」に変わりつつあるのは大きい。
アラフィフ的には、「今すぐ全ツッパ!」じゃなくても、
今後の成長にそなえてちょっとずつ仕込んでいくのはアリかもと思っています。
まとめ:暗号通貨、風向き変わってきたかも?
XRPだけじゃなく、ETHやSOLなど、他のメジャー通貨も動き出している今。
「暗号通貨=終わった」じゃなく、「次のステージに行く前の準備期間」だったのかも?
そんなふうに感じる、今日このごろです。
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