こんにちは、アラフィフ投資初心者の私が、ひとつずつ通貨を深掘りしていく「通貨図鑑」。
今回は、**「ビットコインの弟分?」**とウワサのビットコインキャッシュ(BCH)についてです。
🪙 BCHってどんな通貨?
ビットコインキャッシュ(BCH)は、2017年にビットコイン(BTC)から分かれて生まれた通貨です。
もともとは「ビットコイン、送金遅くない?手数料高すぎない?」という問題をなんとかしようと登場。
簡単に言えば、
ビットコイン=高級な金貨
ビットコインキャッシュ=コンビニで使える小銭
そんなイメージです。
ブロックサイズを大きくすることで、送金が早く・手数料も安くなっています。
💡 最近のBCHは?
2025年に入ってからのBCH、実はけっこう元気なんです。
4月には価格が21%も上昇、取引量も増加。 6月は一時下落も、すぐに回復。底堅さを見せています。
Web3との連携:「.BCH」というドメインが登場。今後SNSや支払いとの連携も期待!
一方で、「ユーザーが減ってる」という指摘もチラホラ。
それでも、新しい技術や活用法で巻き返し中です。
⚡ ライトニングネットワークによるBCHの必要性は?
これは今回、一番気になったポイント。
ビットコインには「ライトニングネットワーク(LN)」という、
送金を速く・安くする“裏技的技術”が登場してきています。
「じゃあ、もうBCHいらなくない?」と、一瞬思ったんですけど…
BCH:ブロックチェーンそのものが高速&低コスト。シンプルでわかりやすい。
LN:設定がちょっと複雑。上級者向けなところも。
という違いがあります。
たとえば、スマホ一台でパッと送金したい人や、技術に不慣れな人にはBCHのほうが手軽なんですよね。
🌍 そもそもBCHってどこで使われてるの?
正直、日本ではあまり見かけません。
でも海外ではこんな使われ方をしています。
実店舗・ネットショップ: 特にオーストラリア、ベネズエラ、フィリピンなどでは、日常の買い物やカフェで使えるところも。
海外送金: 月に40億ドル以上がBCHで動いているとのデータも。
Web3連携: 「.BCH」ドメインなどで、将来的にネット支払いにも使われそう。
🧓 アラフィフ目線のひとこと
正直、BCHの登場当時は「おお、これぞ実用通貨!」と思ったのですが、
今はライトニングネットワークの進化によって、存在感がやや薄くなった感も否めません。
でも調べてみたら、
BCHの良さは“シンプルさと軽さ”。
特定の地域や、送金ニーズが強い国では、まだまだ現役でした。
もしかすると今後は「マニア向け」じゃなくて、
“地味だけど使える”通貨として生き残るのかも。